アスフォデロの野をわたる途中で

忘却の彼方にいってしまいがちな映画・音楽・本の備忘録

2019-03-01から1ヶ月間の記事一覧

生きてていいの? って悩まざるをえない百鬼丸、ママ上、醍醐一家。どろろ 第12話 感想

多宝丸も助六も生き残った〜!!! うれしいんだけど、原作の「ばんもん」とは全然違うのがちょっと複雑。 あれかしら、やっぱり手塚先生が描いていた頃は、それこそ朝鮮戦争が10年前に終わって北緯38度線の「板門店」、そして1961年に「ベルリンの壁」が生…

「行け!」と板門店を越えさせる百鬼丸のイケボぶりよ(ノ∇〃 )。o どろろ 第11話 感想

正座して見た。 なんつっても『ばんもん』です。 ベルリンの壁というより、やはりこれは北朝鮮と韓国を隔てる軍事的境界線「はんもんてん」を手塚先生は意識していたのだろう。 30分というか23分が非常に長くそして短く感じた。 やっぱりこのアニメはすごい…

池の水ぜんぶ抜く多宝丸。あほう丸ではなかった! どろろ 第10話 感想

早起きして見ました。どろろ第10話「多宝丸の巻」まんまやん! しかし! 私が知ってる原作の多宝丸の唯一面影があったのは以上1カットのみ。 「この魔物は俺が倒す!」と自信満々で臨む場面では、原作の自信過剰のドラ息子ぶりが垣間見えたけれど、それ以外…

どろろの人生を作った男、イタチ。どろろ 第9話 感想

どろろ第9話『無残帳の巻』見ました。 子供の頃に原作を読み、いちばん心に残ったというか刺さったシーンが、お自夜おっかちゃんが、どろろに自分の手のひらですくったおかゆを食べさせるカット。ザラザラの紙に乗ったインクから、手に火傷を負ったおじやさ…