アスフォデロの野をわたる途中で

忘却の彼方にいってしまいがちな映画・音楽・本の備忘録

2015-01-01から1年間の記事一覧

『シンデレラ』実写版&グリム原案: あなたが最初に触れた木の枝を

『シンデレラ』実写版について、さる飲みの席にておとぎ話の専門家である神奈川大学の村井まや子先生を相手に熱弁を奮ったらしい。(飲むと演説するクセがある、とは友人の指摘) ディズニー映画でありながら、監督がシェイクスピア劇のケネス・ブラナー、継…

Dior and I 『ディオールと私』

もしかして4月で終わっちゃうんじゃないかと思い、とりあえずギリギリに観に行きました『ディオールと私』。面白かった!オートクチュールという特殊産業の裏側も興味深かったけど、チームでの創作ということを非常に考えさせられました。ジル・サンダーとい…

ブラームスはお好き?/サガン★朝吹登美子訳

『ディオールはお好き?』ではなく、『私とディオール』まだ見れてないのですが、この前売り券を買うとメモと記念上映を1本千円で見られる権利がもらえるというので、買って観たうちの1本が『さよならをもう一度』(Good-bye Again) 原作のサガンの『AIMEZ…

『女は女である』ジャン=リュック・ゴダール

本日は、ディオールの舞台裏を描いたドキュメンタリー『ディオールと私』の公開日。 先立って Bunkamuraル・シネマで1週間だけ上映された「モードと映画」特集のうち、「シャレード」を除く(ヘップバーンさん、ごめんなさい)3本を仕事の合間に根性で見て…