政次Xデーはこわくない!おんな城主直虎第32回「復活の火」
殿と家老の取り替えゴッコが最大のツボでした。もう死んでもいい。
殿も政次も可愛すぎる。
ああああ この政次の笑顔!
歯も見せて笑うんだよ、政次が歯を見せて笑うなんていつぶり???
そして小野家臣団。
黒子の政次のさらに黒子だった忠臣ズ。よっくここまでついてきた。
尊すぎて泣きそうでした。
「これで昼でも碁が打てるな」
その明るい未来はない。永遠に来ない。
直虎と政次で虎松の後見として、殿と家老で碁を打ちながら、虎松を支える亥之介や直久ら次世代ズも育て上げ、老後も碁を打ちながら「そろそろ亀が待ちきれなかろう」と共に白髪となる未来もあったろうに。
そんな未来は一生こないのです。
その未来はこないのです。
大事なことなので2回言いました。
でもね、やっぱり人間はその時その時を大事に大事に生きていけば良いと思うのです。
私たちは史実を知っていますが、未来は誰にもわからない。
人はその時、その時の幸福をかみしめて、生きていけばよい。
「その時」がきたらその時のこと。
私は井伊の明るい未来を描いて「殿ごっこ」をしていた政虎と、「小野は井伊の再興のために戦う!」と高らかに宣言をした小野家は最高に幸せだったと、確信します。
だから、政次はちっとも不幸ではないのです。
政次Xデーはこわくない。
悲しいけど。無茶苦茶悲しいけど。その先、何を楽しみに生きていけばよいのかわからないけど。「ちゃぼつぐ」画面で探すくらいしか思い浮かばないけど。
予告を見ると直虎は龍雲丸から「あの人の井伊っていうのはてめーのことなんだぞ!」といまさらながらに鈍すぎてスルーしてた真実を突きつけられ、ようやく「政次の愛」に気づくんだろうな、っていう「我は取り返しのつかないことしてしもうた!!!」的展開なので、この政次ロスを殿がどうやって克服していくのが見どころかと思います。
殿も視聴者と共に進んで行くのです!
がんばりまっしょい!!!